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帯状疱疹

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帯状疱疹(たいじょうほうしん)

帯状疱疹とは、どういう病気?

芦屋川皮フ科クリニックは阪急芦屋川駅から徒歩1分。CH.158の2階に位置しています。保険診療を中心にアトピー性皮膚炎、乾癬、にきび、ヘルペス、いぼ、とびひ、水虫、たむし、陥入爪、やけど、きず、蕁麻疹、皮膚アレルギー、できもの、腫瘍、脱毛、たこ、うおのめなど様々な皮膚疾患を診療いたします。お子様からご年配の方まで幅広く診察致します。

帯状疱疹は、みずぼうそうの原因となる水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化によって起こる皮ふ病です。人がみずぼうそうから回復した後、ウイルスは神経系に潜んでいますが、人生の後半で再活性化し、帯状疱疹を起こします。帯状疱疹は通常、体の片側に現れ、痛みを伴って筋状や帯状に広がります。発疹は、発熱、頭痛、疲労などの他の症状を伴うことがあります。帯状疱疹はまた、帯状疱疹後神経痛など長くつづく合併症を引き起こす可能性があります。

帯状疱疹になりやすい人は?

帯状疱疹はあらゆる年齢の人に起こる可能性がありますが、ご高齢の方や免疫力が弱まっている人によくみられます。年齢については、帯状疱疹を発症するリスクは年齢とともに増加します。一般に、約3人に1人が人生のある時点で帯状疱疹を経験すると推定されており、そのリスクは50歳を過ぎると大幅に増加します。免疫力が低下しているHIV/エイズ、がん、または自己免疫疾患を患っている人、およびコルチコステロイドなどの免疫抑制薬を服用している人では、帯状疱疹を発症するリスクも高くなります。非常に頻度は少ないですが、みずぼうそうにかかったことがない子供や若い成人にも帯状疱疹が発生することがあります。

帯状疱疹の症状とは?

帯状疱疹の症状は人によって異なりますが、一般的には次のような症状が現れます。

  • 痛み: 帯状疱疹は、患部に激しい痛みを伴います。焼け付くような痛み、刺すような痛み、または電気が走るような痛みが多いです。
  • 発疹: 帯状疱疹は通常、水ぶくれの発疹を起こします。発疹は体の片側に筋状または帯状に分布し、液体で満たされた小さな水ぶくれがたくさん現れます。通常皮ふの変化は2~4週間続きます。
  • 知覚の過敏: 患部は触覚に敏感になり、衣服や擦れるものは不快に感じます。
  • かゆみ:発疹はかゆみを伴う場合があり、痛みや不快感を悪化させる可能性があります。
  • 発熱、頭痛、筋肉痛。
  • その他の症状: 帯状疱疹は、痛みや発疹に加えて、発熱、頭痛、疲労、光に対して敏感になるなどの他の症状を引き起こす可能性があります。
  • 帯状疱疹後神経痛:発疹が治った後も帯状疱疹の痛みが長く続くことがあります。これは帯状疱疹後神経痛として知られており、数か月から数年続くこともあります。
  • 再発:ウイルスは神経系に潜伏し、その後の人生で再活性化する可能性がありますが、それほど頻度は多くはありません。ただし、高齢者や免疫系が弱っている人では、帯状疱疹の再発を経験することがあります。

帯状疱疹の予防法とは?

芦屋川皮フ科クリニックは阪急芦屋川駅から徒歩1分。CH.158の2階に位置しています。保険診療を中心にアトピー性皮膚炎、乾癬、にきび、ヘルペス、いぼ、とびひ、水虫、たむし、陥入爪、やけど、きず、蕁麻疹、皮膚アレルギー、できもの、腫瘍、脱毛、たこ、うおのめなど様々な皮膚疾患を診療いたします。お子様からご年配の方まで幅広く診察致します。

帯状疱疹を予防する確実な方法はありませんが、発症するリスクを減らしたり、帯状疱疹になった場合に症状の重さを軽くしたりするために、いくつかの対策があります。

  • 予防接種を受ける: 帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹を予防したり、症状の重症度を軽減したりするのに非常に効果的な方法です。ワクチンは50歳以上の成人に推奨されていますが、免疫抑制等により発症リスクのある18歳以上の方にも接種できます。
  • 免疫力を強化する: 強力な免疫システムは、帯状疱疹の予防に役立ちます。健康的な食事、十分な睡眠、ストレスの管理、定期的な運動は、免疫システムを高めるのに役立ちます。
  • みずぼうそうまたは帯状疱疹の患者との接触を避ける: 以前にみずぼうそうにかかったことがない場合は、みずぼうそうまたは帯状疱疹の患者さんとの接触を避けてください。これは、帯状疱疹やみずぼうそうの患者さんの発疹に接触することでウイルスが広がる可能性があるからです。
  • 衛生管理を徹底する: 定期的に手を洗い、帯状疱疹の患者さんとタオル、衣服、その他の身の回り品を共有しないようにすることで、感染のリスクを減らすことができます。
  • ストレスを管理する:ストレスは免疫システムを弱め、ウイルスの再活性化を引き起こす可能性があります。リラクゼーションなどによるストレス管理は、帯状疱疹の発症リスクを軽減するのに役立ちます。

帯状疱疹の治療法について

皮フ科での治療計画は、発疹の程度と分布、および患者さんの全身の健康状態と病歴によって異なりますが、帯状疱疹に対して実施する一般的な治療法を次に示します。

  • 抗ウイルス薬:バラシクロビル、ファムシクロビルなどの抗ウイルス薬は、期間を短縮し、症状の重症度を軽減し、合併症を防ぐのに役立ちます。
  • 痛みの管理: 帯状疱疹による痛みは深刻な場合があり、痛みを管理するために痛み止めの薬や塗り薬を処方することがあります。
  • かゆみ止めの薬: 睡眠に影響するかゆみを和らげるために、抗ヒスタミン薬などのかゆみ止め薬を使うこともあります。

帯状疱疹の早期治療は、合併症を予防し、長期にわたる痛みや神経損傷のリスクを軽くするのに役立つため、発症したときは速やかに治療を受けることが重要です。帯状疱疹の疑いがある場合は、診断と治療のために、できるだけ早く受診いただくようにお願いします。 現在、帯状疱疹はワクチンを接種することにより予防することができます。発症リスクが増加する50歳以上の方、また18歳以上でも発症リスクのある方にワクチン接種を推奨します。

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